れっかの、あるあるブログ

~いろんなことあるけど、前を向くのをやめないでね~

博美くんと純

中一時代をお話しした通り、女子との関係は面白いこと一個もなかったのですが

 

2年生で純という子と同じクラスになり、それからの私の一年間が、その先が大きく変わることとなります。

 

 

その長い髪を束ねた、足の長い、

 

小学校では、同じクラスになることをなく、一度も話したこともなく、

 

でも私は、遠目からかっこいいと思っていた子でした。

 

 

その子から、なぜか私は気に入られ、

 

朝の登校、帰りの下校と常に一緒で、学校まで歩いて30分の道のりもとても楽しい毎日でした。

 

 

純と一緒にいると、次第に私たちの周りにみんなが集まってきて、

 

私が驚いたのは、

 

1年4組の時、「あの子と話さないで」と言った子の脇にいた子もいるという、

 

私にとっては不思議な現象でした。

 

 

あくまでも私は自然体なのに、純に手を引っ張られ、

 

お互いの家に泊まりあったり、

 

しょっちゅう純の家に遊びに行って、毎日が楽しくてたまりませんでした。

 

 

高校は別々になりましたが、

 

ハガキで文通を100枚以上、しかも絵が抜群に上手だった純に負けまいと、

 

私も抜かりのないよう、ハガキの面積に必死で描きまくり

 

純に応えていたあの頃。

 

 

結局、はがきでの文通はしながらも、高校時代も純の家に行き続け、

 

市内でも評判のホテルに就職が決まった純に対し、

 

彼女より美術のセンスのない私が

 

美術科の短大に行くという路路ができました。

 

 

それから数年後、彼女はホテルを辞めて長崎に単身で向かい、

 

ある日ある時、平和祈念像を模写していた彼女に、

 

声を掛けた進ちゃんと縁あって結婚する運びとなりました。

 

 

それから何度か長崎市に行きながら、

 

私は、私の恋愛に集中してしまい、もちろん結婚式には来てもらいましたが、

 

それからだんだんと疎遠になってしまいました。

 

 

会えますか?

 

 

会いたいよ。

 

 

この思いが伝わったら奇跡ですが、

 

途切れなくなる優れもの、ガラケーもないうちに会えなくなってしまったね。

 

 

この思いが伝わったら奇跡ですけど。

 

ありえない奇跡ではないのかと思い、配信しました。

 

 

君に届け