ありがとう!君たちは素晴らしかったよ!!
1月も今日で終わりですね。
去年の12月から楽しみにしていた箱根駅伝が、元旦の夜から朝を迎え、
遂にこの日がやって参りました。
第99回目の箱根駅伝の往路の日です。
七転八倒ありながら、よくあるパターンが、
1位が当然喜び、2位が泣き、3位が喜ぶ人間模様。
そして、10位の安堵感と11位の悲壮感。
やり抜いた結果に、様々な思いがこちらにも同じ思いとなって、
更に彼らは、喜びあるいは嘆くのも束の間、1年後に向けて突き進んでいくのです。
才能とは、ある意味罪です。
1年間を、最長4年間を、この日のために優勝を目指し、勝負を賭け、しかも
団体戦ですから、1人でもアクシデントがあれば、夢は無惨に叶わなくなる駆け引きと背中合わせ。
一人一人がその責任の重みを背負い、挑み続けて99年。
別の角度でシード権獲得では、後々の飛躍に繋がると高みを目指す目標は一致団結。
それが楽しみで楽しみで、毎年視聴しないわけにはいきません。
翌日は、さあ復路です。
父が言っていました。
「おかしいねえ、ただ、走り続けるのをずーっと見てしまう。」
言われてみれば確かにそうです。
偶然地元で実際見たことのある、あの速さ以上でで20数キロを黙々と駆け抜けていくランナー。
沿道には絶えることなく応援する方達が、彼らにとってどれほど元気をもらえたことかと思うと、昨年はコロナの関係で静かな沿道だったことでしょう。
どこの位置にいるランナーも、きっとその熱い思いを受けながら、走れる喜びを感じていたのではないかと思います。
これが現場に行けなくても、画面の向こうで走っている息子さんをご覧になっていた親御さんたちは、
きっと涙、涙ではなかったかと、親の身になりそう思ってしまいます。
サッカーやラグビーと違い、かたずを飲んで見はまるスポーツとはまた違いますが、
きっと私はずっとずっと、日々走り続ける選手達の集大成を楽しみに年を迎えていくのでしょう。
今年は、名門駒澤大学の優勝で幕を閉じましたが、
全てのランナーの渾身の姿に感動を頂き、私の一年を歩き出せます。
ありがとう!君たちは素晴らしかった!!