言おうか言うまいか悩んだ末
まず訂正がございまして、昨日のブログで19歳と書いたことです。
20歳でした。正確に伝えなければと反省しました。
20歳は成人といったところで、私で言えば経済も思考もまだまだ子供に近い半人前です。
父にいきなり、付き合っている人がいるから向こうに残りたいなどと言ったら、きっとショックを受けると思い、向こうに残りたいと言った一言で、どちらにせよ私は父にショックを与えてしまいました。
父はもちろん母にも伝えた流れから、翌日母と2人でいた時、突然母が泣き出しました。
二年間だったからお父さんは我慢して、あんたが卒業して帰って来るのをどんなに楽しみにしていたかと、涙で顔をぐしょぐしょにして話します。
いきなりの母の取り乱しように何も言えませんでしたが、親を悲しませている。父は今仕事をしながらも私の一言が頭から離れないでいるのだろう。
自分に何か向こうで発揮してみたいと強い信念を持って、親に懇願できるものがあれば
父も税務署を辞めて、父の兄の営むいとや(という屋号、昔は糸を売って生活が成り立っていたのです。)
そこに転がり、商売のイロハを学び、衣料品卸問屋を裸一貫で建てた人ですので、私の切望に折れて理解してくれたかもしれません。
彼の勤務先を言えば、知らない人はいない会社ですからまずそこで父も安心するかもしれません。
その人を連れて来なさいとなれば、彼は喜んで応じるでしょうが、私がその流れに追いていけるかどうか真意を問われれば、まだ結婚まで気持ちが行っていない自分では、親と彼を会わせる意味がないと思いました。
頭の中でいろいろ・ぐるぐると彼のことを言おうか言うまいかと悩んだ末、遠距離恋愛が続き、私の気持ちが固まれば、晴れて父母に彼のことを話そうという結論を出し、私は地元に戻ることに致しました。