何とさわやかな朝！！

と思ったかどうか(笑)

なんせ、昼前までゴンゴン寝まくるのが休日、

と築き上げてきた醍醐味が

ごろっと変わったのですから、

むしろ本当に

爽やかな朝の光が気持ち良かったかもしれません。

到着した海には、

ゾクゾクとサーファーが集まってきて、

海に向かって行きます。

天気は良好で、

これなんです！

私が求めていたのは。

非現実的な、

過去に経験のない刺激でした。

自発的に行動に起こしたものでもなく、

ハマっている博美君について来ただけの

客観的な興味ですが、

実際に、ゾクゾクと海に行く

サーファー達の様は

それはもう実に格好良く、

博美君も波に向かって行きます。

そこから私もサーフィンをするとかの

発展はこれっぽっちもなく、

あくまで海には入らない丘サーファーです。

博美君には彼女がいたので、

まかり間違って私がサーファーになり

交友関係が深まるとなると

誤解のもとです。

それからも度々、

博美君と海に行くようになり、

時にはお弁当を作ったりして、

友達以上、恋人未満の付き合いは

続いていきました。