れっかの、あるあるブログ

~いろんなことあるけど、前を向くのをやめないでね~

あー、もう!

売掛って若い方はわからないと思いますが、

売ったものをつけにする、

月払いで集金をしていく仕組みです。

 

クレジットカードの支払いと

同じじゃないかと思われるでしょうが、

クレジットカードの場合は

請求金額通り支払わない月が続くと

それなりのペナルティーがあります。

 

それならいうことないのですが、

月々の支払いを請求書通り支払う人ばかりではなく

中には内金をして残金は翌月に加算して、

そのやり方で常に残金のある顧客が何割かを占めるという、

何ともお人良しな商売方針でした。

 

うちだけではなく、この界隈は当時そんな酒屋ばかりでした。

 

残金があれば支払うまで配達を中止したとします。

すると別の店に乗り換えて支払わなくなる恐れがある、

どうしようもない悪循環であり、

そういう地区であり、各家庭の事情で

全額支払わないでやりくりをしているのが垣間見えます。

 

 

同様、仕入れ業者には請求書通りには払えず、

大口の業者には不本意ながら内金の小切手を切る次第です。

顧客の支払いが悪いと必然的にこうせざるを得ませんでした。

 

小切手が落ちるまでにはいくらか支払いがあるだろうなどと

安易な計画は絶対にしてはいけません。

小切手を切るということはそういうことと、

任された以上慎重に計算の上チェックライターを押します。

 

ただ、米の組合にだけはそれがまかり通らず、

その月までに請求書通り支払っていた記憶があり、

それでも資金が回らない時は、3階建てのアパートの

家賃収入で賄って維持していく

どんぶり勘定店でした。

 

そうはいっても回せるお金があるから

店は回っているわけですから、

アパートの存在があってこそです。

 

しかし実際、家賃収入が目減りしているのですから、

お人好しのどんぶり勘定店です。

 

「うちがこういう店」と、メラメラと実態が早くもわかってきた嫁です。

 

家賃収入が店のために目減りしようが

無論、固定資産税はしっかりと取られる

お人好しのどんぶり勘定店のばっきゃろー店です。

 

当然ですが、従業員には何ら痛みはありません。

経営陣が抱えている問題は、なんとこれ以外にも散在していました。

 

 

 

あー、もう!