れっかの、あるあるブログ

~いろんなことあるけど、前を向くのをやめないでね~

私の20代の知見

長いこと実家にお世話になった後、

いよいよアパートに戻って3人での生活、

と共に仕事をしながら娘の面倒を見るので

店から行き来のできる主人の実家の一室に

ベビーベッドを置き、泣き出したらすぐに

行けるようにしていました。

 

このやり方で仕事も子育てもまずまず無理なくやっていけました。

ただ私がいつでも行けるように

お母さんに常に店にいてもらいました。

 

私が仕事場にいる間お母さんに

少しでもゆっくりとして欲しかったのですが、

授乳の時間が頻繫な時期、

そういうわけにもいかず

逆に私に「大変ねえ。」と言ってくれます。

 

成長と同時にこのやりかたもできなくなり、

おんぶしながら仕事をしますが、

重くて長時間になると仕事に集中できなかったところ、

店と行き来できるようになっている電気屋さんで事務をしている

みのぶさんが「おいでおいで」とおぶひもを外し娘を取り上げ

電気屋さんで娘を見てくれて本当に助かっていました。

それはつまり、電気屋さんの社長のお許しの元でもあります。

みのぶさんは3人お子さんがいる大先輩で、

こどもをあやすのはお手のものです。

 

こうやって一人ではとてもできないことを

お母さんやみのぶさんらに助けられながら

寝る子は育つで、育っていきながら

そばにいる人たちの援助がありながら、

 

特にお歳暮の時期、どうやって乗り越えたのか

忙しすぎて思い出せませんでしたが、

そうでした。3人も座ればぎゅうぎゅうになる

狭い事務室の中に、ゆらゆらできるベビーベッドを入れて

寒いので毛布をくるませ、

繫忙期を娘とともに乗り越えました。

 

仕事も子育ても無理なくやっていけました、とは

娘がすやすや眠っていたころのことで、

とんでもなくなっていき、

子育ては介護などすべてに言えることですが

一人で悩まずに

ヘルプと声を上げれば、

それがプラスへと広がっていく、

この知恵は私ではなく仲良くしていたみのぶさんから

のちに提案がありました。

 

いろんな人と好きになること・なれないこと

仲良くなること・なれないこと

どうしても嚙み合わない場合もありますが、

コミュニケーション能力の大切さを知り、

感じの良い自分であり続けたい。

この見本がまさにお母さんであり、

これが私にとっての「20代の知見」です。