ご無沙汰しておりました!レッカのパソコン直りました。
改めましてよろしくお願い致します。
父が、私が学生の頃二つのお願いとして
将来、相手が社長だからという理由で結婚しないでくれ。
それと、自分も働かなければ生活できないような所に嫁がないでくれ。
大正生まれのまじめな父に話されたことがありました。
経営がいかに大変か、父自身の厚い願いと受け取り、
その時はわかった。と納得した結果が・・・
結婚を前提とした銀行員が交際中に家業を継ぐことになり、
父が私に向けた条件とは意味合いが違うにしろ
じきじき彼が代表取締役になり、商売人になる私に、
父の願いはガラガラと崩れてしまったわけです。
父はこの転換に悩んだのでしょう。
「もう一度考えさないか。」と言ってきます。
いわゆるドタキャンです。
まだまだ世に出回っていなかったこの頃に
まじめ人間の父が私に推してくる程でした。
しかし、私はこれからの幸せな結婚生活しか頭に描けずにいました。
彼が先に銀行を辞め、しばらくして私が辞めて店の手伝いをする、
つまり新郎新婦が銀行を辞めるのを承知の上で
披露宴にお呼びした銀行の上司は、
全て両家の親繋がりの方々という親のための披露宴であり、
親のおかげの披露宴でした。
披露宴にどなたが来てくださったのかもわからない、
そのために親に大きなお金を使わせた披露宴を無事に終え
彼と私はそれぞれの友達が待つ二次会に向かいました。